2024年5月1日にスタートした、長野県塩尻市のリアルな地域課題を題材に、住民、行政、関係人口、企業が交わり、つながりを深め、共感を起点に共創を進める実践型のコミュニティ「塩尻DAO」。

【塩尻DAO Monthlyマガジン】では、毎月1回、塩尻DAOの最新情報をピックアップしてご紹介していきます。

今月は、大門マルシェ×トークンエコノミーLabの概要を大公開！メンバー紹介では、地域野菜のフードロス解消を目指し、健康食品ブランドを展開する社会起業家”げんちゃん”をフォーカス。イベント情報コーナーでは、先月開催された「スナバで『超』車座」と「きものやん三番町LIVE」のイベントレポートを掲載しています。ぜひチェックしてみてください！

🍇今月のトピック

ありがとうポイント制度近況報告

11月を迎え、塩尻DAOの貢献度可視化施策の「ありがとうポイント制度」は導入から3ヶ月が経過しました！

▼ありがとうポイント制度の詳しい説明はこちら

3ヶ月を記念して、8月～10月で最も塩尻DAOでありがとうポイントが高かった上位3名に感謝の印として、譲渡不可能なNFT（SBT）を配布しました！SBTが貢献に対する感謝と意味的報酬として機能するかどうかの実験として配布を行いましたが、受け取った方から「うれしい」との声をいただいたため、継続的に行ってみようかと考えています！

また、ありがとうポイント制度を計算するためにエクセルシートを活用しているのですが、このエクセルシートがコミュニティの状態をデータとして数値的に可視化するツールとして活用できるため、今後のコミュニティの活性化施策を考えるために活用したり、データ分析に活用して研究に役立てたりなどさらにスケールできるように工夫していきたいと思っています！

関係人口×インバウンド構想

先日、塩尻DAOに興味を持ってくださった方々と雑談会をする機会がありました。ワクワクする内容だったので、こちらでみなさんにも共有させていただきます！

大手家電メーカーでマーケティングをされているお二人は、本業とは別に「インバウンド人材の関係人口化」を目指した事業を構想中とのこと。観光して終わりではなく、日本から帰国した後に「○○町が好きになったからデジタル住民になった！」と感じてもらえるような体験を作りたいという熱い想いをお持ちでした。

具体的なアイデアとしては、
・地域の暮らしや資源を事前に動画で撮影し、海外へ発信
・興味を持った外国人向けに着地型観光を企画＆実施
→この役割を地域DAOと連携できないか！！と相談中
・受け皿となる地域コミュニティ（＝DAO）がおもてなし
・おもてなしによる収益を関係者でシェア

という仕組みを模索されているそうです。実証の候補地として新潟県十日町を検討中でしたが、「塩尻でもやりたい！」というお話をいただきました。

春先から撮影を始められないか、と具体的な打診もあり、小さく1回トライしてみようという方向で進めています。この領域に興味のある方は、ぜび一緒に企画を詰めてみませんか？

🍇HOTなプロジェクト紹介

大門マルシェ×トークン実証実験　〜データ分析で大門マルシェの魅力と可能性を再発見〜

トークンエコノミー実証実験第一弾が「大門マルシェ」の新プロジェクト「ChoiChoi」とコラボで年明けより始動予定です。

▼大門マルシェとChoiChoiについてはこちらをご覧ください：

トークンエコノミーとは、これまでPayPayなどデジタルのお金を介して行われていた経済活動を、友人や貢献者間で自由にやりとりができるトークン（どれも同じ価値を持っていて交換可能なデジタルのお⾦やポイント）で行うものです。

今回の実験の目的の一つは、データとWeb３の融合です。具体的には、マルシェの経済効果や来場⼈数、顧客満⾜度や出店者数の変遷をデータで収集して分析することで、これまで”感覚”で理解していたものを数字として可視化していきます。それによって、自分たちの活動を説得力のある形で訴求したり、新しい活動の可能性を見出したりすることができるのではないかと考えています。

もしトークンエコノミーが実現すれば、地域通貨の導入などにもつながり、地域事業者のお悩みを解決できる技術となるかもしれません。
現在、
・広告・宣伝・PR戦略
・choi-choi データ隊参加者
・トークン実証実験の協賛・団体
を大募集中ですので、興味のある方はぜひ実証実験に参加してみませんか？

大門エリアの魅力を解剖。ローカルMAPづくりプロジェクト

塩尻駅やシビック・イノベーション拠点スナバ、えんぱーく（市民交流センター）や塩尻市役所にもほど近い中心市街地・大門エリア。この場所の魅力を可視化して、まちの人や、はじめて塩尻を訪れた人が気軽に手にとれる、イラスト入りの紙のMAPをつくろう！というプロジェクトが動き始めています。

MAPづくりの構想は、スナバのスタッフとして勤務するみかちの、「スナバに視察にいらした方に案内する機会があるものの、スナバ以外の場所について全然知らない・・・。お昼ごはんはほぼセブンイレブン。素敵な個人店があるはずなのに、まちのことを全然知らないってどうなんだろう？」いう想いが起点になって生まれたもの。

マップ作りを通して商店街のことを知ったり、「ここ描いたな〜」と思い出すような場所ができたり、ワクワクを起点に、それぞれがやりたいこと・できることを活かしながら、マップづくりを行っていきたいと考えています。12月にはスナバにてプロジェクトの説明会が行われるとのこと。説明会の詳細はまたDiscordにてお知らせしますので、興味ある！という方はまずは説明会に参加してみてください！

🍇今月のメンバー紹介

このコーナーでは、塩尻DAOの個性たっぷりなメンバーをご紹介していきます。今月は、地域野菜のフードロス解消を目指し、健康食品ブランドを展開する社会起業家げんちゃんこと、内田元也さんをご紹介します。8月にはDAOメンバーとイベントに出店してテストマーケティングを実施し、大きな手応えを得たというげんちゃん。さまざまな背景を持つメンバーが集まることで多角的な視点を得られたり、異なる知見や価値観を持ち寄ることができるDAOへの期待と可能性についてお話いただきました。

🍇コウちゃんケンちゃんのweb3コラム

このコラムは、独断と偏見にまみれたweb3信者コウちゃんとケンちゃんが、毎月web3に関するお役立ち情報配信という名の布教活動や、その他web3愛や不満、web3に関したり関さなかったりする個人的な思いをぶちまけるはけ口として機能するカオスな場です。みなさんが、ゾクゾク、ドキドキ、ワクワクするような沼に引きずり込みますので覚悟してお読みくださいね！

今月のコラム by ケンちゃん：
「トランプ氏圧勝に見る今後のクリプト業界の動向」

今月、アメリカで大統領選挙が行われ、トランプ氏が圧勝で再び大統領になることになりました。それに伴い、ビットコインを始めとする様々な暗号資産の金額が上昇しています。

特にビットコインは、1BTCあたり1500万円 (2024/11/21現在) を超えています。その理由としては、多くのクリプト (web3) 企業がトランプ氏に献金をしており、これからクリプト業界の規制緩和が期待されることを見越しての上昇と考えられます。この上昇を機に多くの資産家、投資家がビットコインを資産ポートフォリオの一部に組み込み始めており、金と同じような位置付けで考え始めています。

これから、日本を含めた多くの国と各省庁がクリプトの動きと動向を見なければならない時代になりつつあるような気がしています。

＜参考資料＞

🍇先月のイベント開催レポート

【2024年11月8日（金）】スナバで「超」車座　＠塩尻市

「地域でインパクトを創出する起業家」と「興味を持ち、共感し、共に進むみんな」との協働共創の機会を作り、地域に根付く社会起業家を後押しするイベント【スナバで「超」車座】がシビック・イノベーション拠点スナバにて開催されました。

▼イベントレポートはこちら：

【2024年11月15日（金）】きものやん 三番町LIVE×en.to交流会　＠塩尻市

シェアハウスen.toの建つ大門三番町の交流センターにて地元の方を招いてのLIVE＆交流会が開催されました。当日は地元・三番町住民の方が約半数、その他にも、古くからのきものやんファンの方や、シビック・イノベーション拠点スナバに集う移住者の方や、贄川や奈良井宿にお住まいの方まで、約40名の参加者で賑わいました。

▼イベントレポートはこちら：

🍇今後のイベント情報

【2024年12月13日（金）～15日（日） 】Startup Weekend 松本　＠松本市

全世界で「起業家を生み出す場」として展開する「Startup Weekend」が、昨年の塩尻市に続き、今年は松本市にて初開催！

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【塩尻DAO Monthlyマガジン】では、これからも毎月塩尻DAOの旬のトピックスをお届けしていきます。どうぞお楽しみに！！

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