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のりしおな人

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塩尻で活躍する人、塩尻に住んでいないけれども、関係人口として塩尻で活動している人をクローズアップします。
運営しているクリエイター

#塩尻市関係人口創出事業

“できない”と声をあげることで人材がつながる。3年間参加して感じた塩尻カルチャー

愛知県庁に勤める山肥田徳文さんには「塩尻CxO Lab」に3年連続でご参加いただいています。塩尻にまつわるイベントへの参加率も高く、関係人口のベテランと言っても過言ではありません。今年は塩尻で行う新しいスポーツ大会を企画すべく、ご参加いただいています。 3年前に初めて参加したキッカケは「副業・兼業人材を活用する仕組みが気になったから」。2026年に愛知・名古屋で開催する「アジア競技大会」などで、その仕組みを活用できるかもしれないと考えたそうです。 参加する中で感じたのは「

楽しさを見出し、挑戦の場をつくる秘訣は、地域への主体性

塩尻駅の改札を出て、東階段を降りた中二階の一角。2022年6月にワインバー「アイマニSHIOJIRI(以下アイマニ)」がオープンしました。 ぶどうの産地である塩尻が誇るワイナリーが醸した、こだわりワインを楽しめます。 店舗の工事設計をボランティアで担当したのは、JR東日本に務める西宮竜也さん。アイマニ事業者である地域ベンチャー企業と、オープンに向けて、会社の枠を超えた個人の活動として協働しました。 「会社としてではなく、自分ごととしてお手伝いした結果、店舗を形にできたことは

地域の事業プロデューサーが語る、地域副業のすすめ「リスクなく、教養や価値観を身に付けられる機会」

「のりしおな人」第6回に登場いただくのは、全国各地で観光事業や伝統工芸のプロデュース・PRなどを10年以上行ってきた松本慕美さん。 2020年には、塩尻市木曽平沢の「大河内家具工房」にて伝統工芸の職人に向けた、人材育成プロジェクトの副業に参加しました。 さらに翌2021年から現在まで「モナミ美容室/イワサ理容室」が企画する、着物ツアーを推進する副業にも参加しています。 本業でも地域の事業に携わりながら、2年連続で塩尻の副業に参加する松本さん。「地域での副業は、ぜひおすすめし