~木曽の宿場町でものづくりを知り、触れ、広げる~ 奈良井宿にて作家さんのつくる工芸品を販売、紹介する店舗・ギャラリースタッフを募集
こんにちは、のりしお編集部・上田です。
JR塩尻駅から木曽方面へ車で30分、中山道の丁度真ん中に位置する宿場町・奈良井宿に降り立つと、江戸時代にタイムスリップしたような情緒ある町並みが広がります。
カフェや土産物屋が並ぶ通りの中ほどにある「土-とおいち-」は、職人さんの手仕事によって丁寧に作られた木曽の工芸品を販売・紹介するお店です。
昨年4月にオープンした「土-とおいち-」では、このたび事業拡大のため、店舗・ギャラリーで土・日を中心に接客・販売をお手伝いしてくださる方を募集しています。
自然豊かで四季折々の風情が楽しめる宿場町に、月に数度足を運んで滞在してみたい、ものづくりや伝統工芸に興味がある、地域に入りこんで何かやってみたい、そんな方はぜひ一度お問い合わせください!
生活に彩りを与える木曽の工芸品を届けたい
「土-とおいち-」は、佐藤あゆさんと布武さんご夫妻、伊藤聡宏さん、大沢理沙さんら建築やデザインを専門とされる仲間6人で立ち上げた生活民芸舎によって運営されています。
土から生まれ土にかえる、木曽のものづくりを伝え、職人の手元に資金が入る仕組みを作りたい。そんな想いから、職人の商品を手に取る機会を作り、職人の技術を広めていく舞台となるお店をつくることを決めたそうです。
お店の設計や施工も、できるだけ無垢材や紙など土にかえる素材を利用し、可能な限り自分たちで行ったといいます。
木のぬくもりが感じられる優しい風合いの店内には、一点物の職人さんの商品が美しく展示されています。
「お客様は観光客の方が多く、中でも30~40代の方が興味をもって見てくれます。最近では海外の方も増えています。特に西洋人の方が多いですね。」
と話すのは、現在メインでお店に立つ佐藤あゆさん。
作品を販売するだけでなく、興味をもって商品を手にとってくれるお客様へ素材や製法、稀少な技術について説明するのもお店に立つ人の大切な役割だと言います。
「商品についての知識はマニュアルの準備もあるので、実際にお手伝いしながら少しづつ覚えていってもらえれば大丈夫です。」
「職人さんを訪問してお話を聞きながら、その商品が誕生した背景や技術について直に学び、考えることができるのも、ものづくりに興味のある人にとっては価値ある体験となるのではないでしょうか。」
(佐藤あゆさん)
ものづくりに関わる新しいプロジェクトも
生活民芸舎では、次年度に向けて、新たなプロジェクトを展開予定です。
ひとつめは、自然と共にある暮らしや、ものづくりを体験してもらえるツーリズム事業。金つぎや藍染めなどのワークショップを企画し、年間を通じて木曽の暮らしの良さを体験してもらうプログラムをつくっていく計画です。
ふたつめは、木曽平沢で「ふるもの市」を行なっている建物を拡張したシェア工房。自分の工房を持たない職人さんが共有で使える場を整備し、そこで生み出された作品をゆくゆくは「土-とおいち-」の店舗で販売していければと考えているそうです。
「やりたいことはどんどん湧いてくるんですが、人と時間がたりません(笑)こういったプロジェクトにも、興味があればどんどん参加してもらえれば嬉しいです。」(佐藤あゆさん)
ご興味をもっていただいた方は、まずはこちらのフォームにてお気軽に問合せてみてください!
「土-とおいち-」についてはこちらの記事もご覧ください!
▼新たなプロジェクトに向けての仲間募集記事:
▼塩尻CxO Lab現地フィールドワーク 奈良井宿・木曽平沢編:
▼お店オープンのためのクラファン募集の記事: