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【地域プレーヤーインタビュー】日本ワインのファンを増やすAIコンシェルジュサービスの構築

こんにちは、のりしお編集部・保延です。

塩尻市の関係人口オンラインコミュニティ「塩尻CxO Lab」の第3シーズンがいよいよ開幕します。

本日は2022年のCxOLabに地域プレイヤーとして参加される依田さんについて紹介をしたいと思います。


依田さんがどんな想いやきっかけでプロジェクトに取り組まれているのか、インタビューを通じて迫っていきます!

長野愛に溢れる依田さん。ワイン好きが高じて…?!

ーーまず初めにWine to meet youについておしえてください。

ざっくり言ってしまえば、長野県産のワイン消費量を伸ばしていきたいんです。今日本のワイナリーを開業したい人が増えています。一方で日本ワインの消費は全体的には緩やかな上昇ではあるものの、増えてくるワイナリーには追いついていないのが現状です。「ブームで終わりたくない」という言葉は色々なワイナリーさんから聞いた言葉です。 私は新たな消費のパイを増やすことが必要だと考えています。しかし「ワインは難しいもの。」というイメージが初心者のハードルを作っていると感じています。

そこで、初心者のハードルを下げつつ新たなワイン消費を作る取り組みとして、AIがワインをお勧めし消費者とワインを繋ぐサービス「wine to meet you」を構想しています。 まずは、塩尻市のワイン消費を増やすことができるか?実験したいと考えています。

プロジェクト構想

ーープロジェクトを立ち上げたきっかけは?

学生の時から、地元長野県のために貢献できる仕事をしたいという想いがありました。新卒でシステム会社に就職したのも同じ理由です。ITを活用して、地元の中小零細企業の支援をしたいと思っていました。

しかし、実際の業務は親会社の社内システムを担当することが多く、次第に地元企業の役に立ちたいという当初の想いが薄れていってしまいました。

そんな時に突然、社内で新規事業創造の取り組みがはじまりました。アイデアを持ってる人は、提案できる場をもらえるということで、アイデアを考えてみました。その時に、ふと10年前の気持ちを思い出しましたね。

わたしは、もっと地元長野県のために仕事がしたいんだ。どうせやるなら、自分の好きなこととスキルを掛け合わせた事業を通じて、貢献したいなと。

ーー今回、塩尻CXOラボに参加しようと思ったのはなぜですか?

プロジェクトを推進していくには、ワイナリーさんと消費者が抱えている課題を把握することが大切です。ワイナリーさんの課題は、知人がワイナリー経営者ということもあり、少しずつ課題の解像度がはっきりとしてきました。一方で、消費者側の課題がまだまだはっきりしないことが私たちのいまの課題になっています。

やはり私たちはシステムエンジニアということもあり、ものを作ることには長けてます。しかし、マーケティング的な発想や思考の経験がないことが事業推進のボトルネックとなっています。今回CxOラボに参加したのは、まさにこの課題を解決するためです。マーケティング的な思考や発想に経験や興味がある方と一緒に、消費者の課題を掴みにいきたいと思っています。

ーーどんな方が関わってくださることを期待していますか?

ワインが好きな人ですかね!(笑)やっぱり、好きとか興味がある分野の方が熱が生まれると思うんですよね!

あとは、未来について考えることが好きな人がいいですね。プロジェクトの方向性は決まっていますが、このプロジェクトを通じて、どういう世界を作っていきたいのかという世界観がまだぼんやりとしています。なので、本プロジェクトを通じて、どのような世界を実現させていきたいのかを一緒にディスカッションしてくれる方に関わって欲しいなと思います。

ーー参加するにあたって、不安に思うことはありますか?

実はまだプロジェクトのビジョンや何をやっていくのかが明確になっていないんですよね。なので、Labメンバーのみなさまを迎えた最初のディスカッションは、なんとなくゆるくなってしまいそうだなと不安に思っています。

逆にいうと、どこに着地していくのか分からない状況ですが、私と一緒に議論をしながら決めていけるフェーズだと思いますので、流動的に変化していくフェーズを一緒に楽しんでいただけると嬉しいですね。

ーー最後に、今後の意気込みを教えてください!

意気込みですね。うーん、想いだけはあります!笑
10年間くすぶっていた地域の役に立ちたいという想いと、何かを「こと」を起こしたいという想いですね。今回関わってくださる同志の方(Labメンバー)と一緒に楽しみながら形にしていきたいと思っています。

▼塩尻CxOLabについてはこちら: