どんな学生でも活躍できる拠点をつくり中信地域を学生の力でぶち上げたい!【第5期塩尻Labテーマオーナーインタビュー】
こんにちは、のりしお編集部です。
今年もいよいよ、塩尻市の関係人口コミュニティ「塩尻Lab」が開幕します!
「塩尻Lab」は、塩尻市の地域プレーヤーと”関係人口”と呼ばれる地域外の方たちが、協働で地域課題の解決や魅力の再発見を行うコミュニティ。今年で第5シーズンをむかえます。
約2カ月のプログラムでは、課題当事者である地域のプレーヤー(テーマオーナー)が掲げる課題を深掘りし、解決の方向性を示す「仕様書」の作成に取り組みます。
▼塩尻Labプログラムの詳細はこちらをご覧ください:
今回の記事では、自らのテーマを掲げて参画する3人の地域プレーヤーのお一人、手塚 琉盛さんのインタビューをお届けします!
自己紹介🎉
ーーお名前(ニックネーム)
手塚琉盛(ハンズ)
ーー現在のご職業や働き方を教えてください
松本大学 大学生(休学中)、シビックイノベーション拠点スナバの運営スタッフ
ーーご自身の趣味やバックグラウンドについて簡単に教えてください。
松本市生まれ松本育ちです。小学1年生から高校3年までサッカーをやっていました。高校卒業後すぐには働きたくないとぼんやりと思った理由から大学進学を決め、家から近いという理由だけで大学を選んでいました。
最近は、総合格闘技を見るのにハマっています。またアイドル(特に坂道系)、Mrs. GREEN APPLEも推しています。
テーマオーナーインタビュー🎤
ーー今回のプロジェクトについて教えてください。
中信地域(長野県の中央地域)に学生の拠点を作りたいと考えています。
中信地域を学生の力でぶち上げたい。そんな思いから、今モヤモヤしていたり、燻っている学生でも、どんな学生でも活躍できる、また学生が自然と集まっている新しい場所を作りたいです。
ーープロジェクトが生まれたきっかけや背景は?
もともと自分自身もモヤモヤしていた学生でした。大学に入学した頃、高校の同級生は高卒で就職して頑張って働いている、そんな姿を横目にみていて、このままで自分はいいんだろうかとモヤモヤしていました。
大学1年生のころから何かを始めたい、何かするなら就職活動に有利なことをしたいと思っていました。
そんなときに、大学からの冬休みに実践型インターンシップの実施のメールを見て、参加をしようと決意。老舗企業に行きたいと思い、松本の卸売市場の仲卸業者に行きました。僕は朝がめちゃくちゃ弱かったのですが、市場の仕事は朝が早く、朝3時に起きて支度をして、朝5時出社。インターンシップのなかで、働く社員さんにインタビューをしました。「朝早く、辛い仕事だけども、自分が運んだ野菜がお店に並んでいるのを見るととても嬉しく、それが働きがいになっている社会の役に立っている実感がある」と。このインターンシップがきっかけで、大学から飛び出した出会いや、価値観を超えた出会いをすることができました。
そのあと、塩尻市のシビック・イノベーション拠点「スナバ」を紹介してもらい、去年からアルバイトで働き始めました。スナバで面白い大人に出会って、そこから高校生起業家教育プログラム「エヌイチ道場」の運営に参加して、高校生の姿や周りの大学生に影響されました。高校生の報告発表を聞いて「あの子たちがこんな姿を見せてくれた」と涙したこともあります。もっと学生の力で中信を盛り上げたいと思いました。
それまでは、ずっと働くことや社会のレールから外れることに違和感をもっていましたが、今では様々な人と出会ったことで、休学という決断をし、とてもイキイキできています。
ーー具体的な取り組みと進捗状況
「中信地域を学生の力でぶち上げる」光景を作りたい。県外の事例など学生が自由に活動している拠点を見て、中信地域にもつくりたいと思いました。自分たちの地域をぶち上げたい!ただ、様々な大人と出会うきっかけは、インターンシップではハードルが高い。また拠点には時間がかかるので、まずはイベントからやってみよう!と思い、イベントを開催することになりました。
2024年8月10日にイベントを開催予定です。コアメンバーは3人、運営メンバーは10名以上、松本大学や信州大学、また他地域の大学生も含めて一緒に運営をしています。モヤモヤしている大学生を運営に巻き込んで、様々な出会いのきっかけを作ったり、挑戦したい学生へ出店の機会を提供しようと思っています。
<コアメンバー:自分含め3人/運営メンバー:10人(松本大学8人、信州大学1人、その他大学1人)>
ーープロジェクトを進める上で、特に重視しているポイントは何ですか?
様々な人に相談すること。成し遂げたい未来の姿を周りに伝えていることです。松本や塩尻の面白い大人と出会うきっかけをつくり、学生が既成概念を取り払うきっかけをつくりたいです。
また、自分自身も納得した選択をしていきたいと思っています。
ーー塩尻Labメンバーのみなさんに期待することは?
拠点をつくった経験が全くないため、拠点づくりやコミュニティづくりの経験や知見がある方に関わっていただけると嬉しいです。特に、色々なコミュニティカフェの事例を知っている方に携わってもらえると嬉しいです。
また、本気でこの企画に乗っかりたいと思っている方、学生を応援したい方と一緒に取り組みたいと思っています。
ーー最後に、意気込みを教えてください!
このプロジェクトを1つの事業として自立できるようにしていきたいです。また、関わってくれた学生が自分の将来について意思を持って選択できるようになればと思っています。