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【仲間募集中!】木曽の自然と工芸品をつたえる~街をまた訪れたくなる目的地へ~

こんにちは、のりしお編集部・上田です。

塩尻に移住して、この土地の特産品である木曽漆器を手に取る機会が増えました。
地球に優しい素材でできた上質な匙や器は、いつものご飯を各段に美味しくしてくれます。
職人さんが技術を凝らした手仕事で作ってくれた道具を手元に置き、大切に使っていく。安いものを使い捨てる暮らしと一線を画した”ゆたかな暮らし”に触れるなかで、自分の暮らしの在り方を見直すようになりました。

この春、木曽路の宿場町・奈良井宿に、そんな職人さんの手仕事によって丁寧に作られた木曽の工芸品を販売・紹介するお店「土-とおいち-」がオープンしました。

塩尻市・奈良井宿にある「土-とおいち-」のお店。
事務所として使われていた古民家を自分たちでデザイン、改修し、現在のかたちに。©生活民芸舎

お店がオープンして半年たった今、「土-とおいち-」では、ツーリズム、ギャラリー、ECサイト開設という新たな事業を構想しており、関わってくれる人、一緒にプロジェクトを前に進めていってくれる仲間を募集しています。

木曽の良品を「知り・触れ・広げる」ことで街をまた訪れたくなる目的地へ

「土-とおいち-」は、「木曽の職人の手仕事による工芸品をいろんな方に届かせる舞台をつくり、職人の手元に資金が入る仕組みをつくりたい」というコンセプトのもと、2022年4月、クラウドファンディングでたくさんの方の支援を受けてオープンしました。
佐藤あゆさんと布武さん夫妻、伊藤聡宏さん、大沢理沙さんの建築やデザインを専門とされる仲間4人で立ち上げた生活民芸舎によって運営されています。

「暮らしはつくっていくもの」

「口にいれる食べ物や、生活で使う道具、それらの身の回りのモノの成り立ちがわかれば、暮らしはもっと豊かで愛おしいものになると思うんです。」

自然の恵みを活かしながら必要なものを自分たちでつくる、ものづくりの文化が息づく木曽平沢で、自らも長い間空き家だった家を改修し、畑で野菜を育て、休日には山菜や山仕事をしに山に入る暮らしをする中で、佐藤さんはそう感じるようになったと言います。

自然豊かな木曽の風景 ©生活民芸舎

こうした暮らしの豊かさを伝え、職人さんの工芸品を多くの方の手にとってもらえるとともに、一度木曽路・奈良井宿を訪れた人がもう一度木曽という目的地にきたくなるきっかけとなる場所としたい。

そのために、お店に来てくれた人に商品を売るだけでなく、

  1. 年間を通じて木曽の暮らしの良さを紹介するツーリズム事業

  2. アーティストたちの作品を紹介するギャラリー事業

  3. 日本全国の方へ木曽の良品を送り届けるための販売事業

を新たに展開し、「知る、触れる、広げる」機会を増やしていきたいと考えています。

こんな人に出会いたい

1.ツーリズム事業
農ある暮らし、自然と共にある暮らし、長く使っていける道具を選ぶライフスタイルなどを体験してもらえる、年間3〜4回継続的に足を運んでもらえるようなプログラムを立ちあげたい。

どんなニーズがあるのか、自分だったらこんなプログラムにこう関われるなどのアイデア出しから関わってくれる方

2. ギャラリー事業
月1回くらいの頻度で継続的に木曽内外の作家さんの作品を展示したい。木曽路・奈良井宿を訪れた人が、もう一度来たくなる目的地となる場をつくりたい。

企画、運営のコーディネート、作家さんとのコネクション/紹介、集客、当日の運営などに関わってくれる方

3. 販売事業
職人さんの技術にきちんとした対価が払われる社会を作り、ものづくりの地域として持続性のある在り方を実現するため、より多くの良品をもっと多くの人の手に届けるためのECサイトを開設したい。

ECサイトの構築、パッケージやブランディング、販売戦略の組み立て等に関わってくれる方

そのほか、

「自分だったらこんなことできる!」
「こんな人紹介できる!」
「土-とおいち-を訪問して運営メンバーと話してみたい!」
「土-とおいち-や、木曽の街を舞台に実現してみたいアイデアがある!」

など、運営メンバーの想いに共感し、何か一緒にやってみたいという方も大歓迎です。

運営メンバーと、一度お話してみたい!と思った方は、のりしおTwitter個別メッセージよりご連絡ください。

「土-とおいち-」を運営する生活民芸舎の仲間たち ©生活民芸舎

各々ができることを少しずつ出し合って、そのまちをより良くしていく。
少なくとも僕は、その一員でありたいと思いました。

だって、自分の住む街くらい、楽しい街の方がいいじゃない。
「住みたい街」は、ランキングに頼らなくても、自分たちで作っていくこともできる。

僕たちがお店をやる理由も、もしかしたらこういう所にもあるのかもしれません。

作るのが得意な人がいて、その魅力を伝えるのが得意な人がいる。
それぞれの得意で協力しあうこと。
それができたら、この街はもっと楽しくなる。

土-とおいち-も、そんなお店になったらいいな、と思っています。

「土-とおいち-」クラファンページより:佐藤布武さん 
https://camp-fire.jp/projects/view/546922#menu



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