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【塩尻CxOLab2023】#地域プレーヤーインタビュー:~GLAMPING BASE enCampの未来地図~価値ある出会いをつくる地域の居場所へ

こんにちは、のりしお編集部です。
今年もいよいよ、塩尻市の関係人口コミュニティ「塩尻CxO Lab」が開幕します!

「塩尻CxO Lab」は、塩尻市の地域プレーヤーと”関係人口”と呼ばれる地域外の方たちが、協働で地域課題の解決や魅力の再発見を行うコミュニティ
今年で第4シーズンをむかえます。

3カ月のプログラムでは、課題当事者である地域のプレーヤーが掲げる課題を深掘りし、解決の方向性を示す「仕様書」の作成に取り組みます。

▼塩尻CxO Labプログラムの詳細はこちらをご覧ください:

今回の記事では、自らのテーマを掲げて参画する3人の地域プレーヤーのお一人、新井和佳さんのインタビューをお届けします!

松本市出身の新井さんは東京に出て就職後、好きなアウトドアに関わる仕事がしたいという想いから、地元の長野にUターンしました。塩尻市・贄川にあるシェアハウスに住みながら求職活動をしているときに知人から紹介されたのが、2021年4月にオープンを予定していたGLAMPING BASE enCamp(グランピングベース エンキャンプ)でした。

オープンから2年が経過した今、改めて、enCampの地域における存在意義とはなにか、どんな場所にしていけば良いのか、を考えてみたいと塩尻CxO Labへの参加を決めました。

ーーGLAMPING BASE enCampについて教えてください。

enCampは、塩尻市のみどり湖畔の約2,500坪の敷地に、ツリーハウス、ドームテント、コンテナハウス、シェルドームなど、さまざまなコンセプトの棟が並ぶグランピング場です。

社長の村上さんは、2013年に塩尻に移住し、農業体験や合宿研修を目的とした宿泊施設「陽だまりの家」、はしご酒を楽しめる飲み歩き横丁「松本つなぐ横丁」など様々な事業を展開しているエネルギッシュな方です。
「事業の目的は、『価値ある』出会いをつくること。」そう語る村上さんと出会い、”私のやりたいことはこれだ!”と感じて、すぐに入社を決めました。

enCampでは、社員3人プラスアルバイトで、企画、運営、管理、接客など業務全般を行っています。グランピング場のテントやウッドデッキなども全て自分たちでつくっています。地元産の旬の食材を使ってひと手間加えたBBQのメニューも試食を繰り返しながら自分たちで考案します。

基本的にはなんでも任せてもらえ、チャレンジできる環境です。自由度が高い分、自分で考えて決めていかなければならない厳しさもありますね。

緑の中にシェルドームやツリーハウスなどが点在する

ーー今回のプロジェクトについて教えてください

オープンしてからしばらくは、お客さんを増やして売上を上げていく、ということをとにかくがむしゃらにやってきました。
オープンから2年経って、それだけでない価値を目指していかないといけない時期にきていると感じています。他と同じことをやっていても生き残っていけないので、お客さんにリピートしていただくためには差別化を図っていく必要もあります。

もともと私は、地域の人が集まる場所や子供たちの教育の場所など、”地域の居場所づくり”がしたいとずっと考えていました。そんな時に村上さんと出会い、「地域の人と共生し、みんなが集える場所を創りたい」という考えに共感し、enCampのスタッフになることを決めました。

今回のプロジェクトでは、そんな最初の自分の想いに立ち返って、enCampが宿泊施設であるだけでなく、地域にとってどんな貢献ができるのか、どんな価値を提供できるのか、その存在意義を改めて考えてみたいと思っています。

その上で、売上だけでない価値を見出し、スタッフが誇りをもって働ける場になるように働き方の面でも一段階上を目指しながら、リピートしてくれる人を増やしていくアクションに繋げていきたいと思います。

ーー塩尻CxO Labに参加するうえで不安に思っていることや、Labメンバーのみなさんに期待していることがあれば教えてください。

グランピング場はハイシーズンで忙しい時期なので、時間が足りるかな、という不安はあります。でも、やると決めたので、やるしかない!という感じです(笑)

Labメンバーのみなさんに期待していることは、色んな人の目線で一緒に考えてほしいということです。プログラム期間が終わっても繋がっていける関係性を築いていければ嬉しいですね。

あと、自分自身がアツい人間なので、アツい想いをもって関わってくださる方にきてもらえるといいなと思います。

ーー最後に、意気込みを教えてください!

私の好きな言葉は、”ラブ”、”まじ”、”パッション”で、それをモットーに生きているので、その気持ちを忘れずに突っ走りたいと思います!

そこにいる”人”に会いにリピートしてくれるお客さんが増える、地域の居場所を目指す

将来、自分も結婚して子供がいて、その子供がenCampで遊んで、教育をうけている。
そこに、私がいるから、村上さんがいるから、気軽に会いに来てくれる地域の人がいる。

そんな風に、en Campが自分や自分の家族にとっての居場所、地域の人の居場所として進化していくといいなと思っています。